|
わたしはときどき、友達のドクターに頼んで、あえてイチバン痛い方法で注射をうってもらいます。
表面麻酔をしないで歯ぐきに一気に注射液を入れる方法は、それはもう痛くて、ボロボロ泣きます。
(スタッフはゲラゲラ笑います(>_<))
これは、痛い注射の方法を覚えることで、イチバン痛くない注射をする方法を考えます。
そしてなにより、自分の身体に注射の「痛み」を覚えるためにやっています。
人はどんなに強い意思や考えを持っていても、自分の体の痛みにはとても正直です。
だから、わたしにとって、ここで感じる自分の身体の痛みは、普段の診療でいつもベストな診療をするための自分の糧(かて)です。
「いつもベストな診療をする」
むずかしいことですが、これは歯医者さんにとってゼッタイに必要なことだと思います。

わたしはよくスタッフにこういいます。
「がんばれば、がんばっただけ『ありがとう』っていわれて、お金がもらえる仕事はめったにないよ」
歯医者さんにはたくさんの人がきます。
たくさんの人とお話をすることがダイスキです。
診療をガンバった子どもがお母さんに自慢する姿がダイスキです。
そして、時々患者さんから「ありがとう」を頂きます。
ダイスキな「寅さん」の町の近くで、信頼できるスタッフと一緒に、みなさんの診療ができるわたしは世界一シアワセな歯医者さんだと思うのです。
|